menu

宇宙学講義 宇宙の人文社会学

宇宙学講義 宇宙の人文社会学

宇宙ユニットでは、京都大学研究科横断型教育プログラムの一環として 以下の講義を開催します。興味ある方はぜひ、ご出席ください。 大学院生に限らず、教員、PDの方も歓迎です

京都大学のHP(pdf)

開催要領

授業科目名 宇宙の人文社会学
講義担当者 磯部洋明(総合生存学館/宇宙ユニット准教授)
配当学年 修士および博士後期課程
開講時期/場所 10月4日、11日、18日、25日 火曜日5限 16時半〜18時
理学研究科4号館1階  127講義室
 11月1日 火曜日 17時半〜19時
理学研究科4号館5階  504会議室

授業の概要・目的

宇宙利用は拡大を続けており、通信、GPSなど人工衛星が必須の社会インフラ化する一方、新興国や民間による宇宙観光など様々なプレイヤーが参入し、世界の宇宙開発は大きく変容しつつある。これに伴い、宇宙空間のガバナンスや、人命や環境汚染のリスクに伴う倫理的問題など、人文社会科学の領域に入る様々な問題が新たに出現している。一方宇宙という人類がこれまで経験したことがないフィールドは、そこで活動する個々の人間とその社会に関する新しい視点と知見をもたらすという点で、人文社会科学そのものに新たな展開をもたらす可能性がある。この講義では、新たに出現しつつある学際的な分野である宇宙の人文社会学について現状を概説する。宇宙分野の理工系の大学院生は自分の研究の社会的・学術的な位置づけについての考察を深め、それ以外の分野の大学院生は自分の研究分野と宇宙との接点をみつけ、そこから新しい研究へ発展させることを目指す。

授業計画と内容

日程 講師名 講義タイトル
10月4日(火) 西本淳哉(宇宙ユニット特任教授) 「日本の宇宙政策」
10月11日(火) 磯部洋明(総合生存学館/宇宙ユニット准教授) 「宇宙と人文社会学の接点」
10月18日(火) 土井隆雄(宇宙ユニット特定教授) 「国連と宇宙活動-日本の貢献」 
10月25日(火) 呉羽真(宇宙ユニット特定研究員) 「宇宙倫理学」
11月1日(火) 藤原洋(宇宙ユニット特任教授) 「インターネット産業と宇宙産業」