小研究会 アジアの伝統的暦と天文古記録
小研究会 アジアの伝統的暦と天文古記録
趣旨
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インドネシアの島嶼部の人々が使っている伝統的カレンダーは、 彼らが儀礼的に食べている「ゴカイ」の大量発生の日をかなり正確に 予言している。文化人類学的観点から興味深いこのような伝統的暦が どのように作られたかを理解するには、天文学や現地の動植物の生態など 様々な知見を必要とします。
この疑問をきっかけに、アジアの民族文化が持つ暦や伝統的な天文学に 関心を持つ研究者が情報交換するための研究会を開催することとなりました。 なお本研究会は京都大学宇宙総合学研究ユニットが定期的に開催している 「宇宙学セミナー」の拡大版として開催します。研究会のテーマに 関心をお持ちの方はどなたでもご参加頂けます。
開催概要
日時:2014年7月25日(金) 13:30-17:00
会場:京都大学総合博物館 1階ミューズラボ アクセス
主催:京都大学宇宙総合学研究ユニット
参加申し込み:当日飛び入りでも結構ですが、特に学外から参加される方はできるだけ事前に 世話人(himoto@kwasan.kyoto-u.ac.jp)までメールでご連絡頂ければ 幸いです。
世話人:古澤拓郎(アジアアフリカ研/宇宙ユニット)、磯部洋明、樋本隆太(宇宙ユニット)
プログラム
*時間は目安です。インフォーマルな情報交換と議論を重視します。
– 趣旨説明:古澤拓郎、磯部洋明(世話人) 20min
– パロロ、星、在来の暦法:五十嵐忠孝(元京大東南アジア研) 40min
– ベトナムの天文古記録と暦について:岡崎彰(群馬大名誉教授) 40min
– 佐渡のイカ漁にみる天文民俗:中野真備(國學院大) 15min
– 中国の古文献に見る過去の太陽活動(黒点・オーロラ)について:早川尚志(京大総合生存学館) 15min
– ディスカッション