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陶器のいろと宇宙のいろ

陶器のいろと宇宙のいろ

夜空の星々を眺める人にとっても陶器を愛でる人にとっても、魅力の一つはその「色」です。

天体が放つ色は、その天体の温度や含まれる元素により様々に変化します。陶器の色もまた、鉄や銅など釉薬に含まれる元素の種類と量、そして焼く時の状態により様々に変化します。そしてそのどちらも、鮮やかな色のもととなる元素は宇宙の長い歴史の中で燃えさかる星々が作り続けてきたものです。

本ワークショップでは、天文学者と陶芸家がそれぞれの色について語り、その後、宇宙をイメージしながらオリジナルの釉薬を調合して、自分だけの色を作ってみます。そして、実際に「ぐい呑み」に釉掛けしてみます。 釉掛け完成後、焼成は後日行いますので、焼き上がり次第、お手元にお届けします。

開催要領

日程:2013年10月26日(土)午前の部:10:00-12:30、午後の部13:30-16:00(内容は同じです)
会場: 京都市東山区今熊野南日吉町146 禎山陶苑内1階
講師:陶芸家・潮桂子、天文学者・磯部洋明
参加費:3000円(材料、焼成費、送料の実費です)
参加定員:各回8名まで
申込方法:お名前と午前と午後どちらの部へ参加されるかを otera@kwasan.kyoto-u.ac.jp  まで電子メールでお送り下さい。その際件名は「陶器のいろと宇宙のいろ参加申し込み」として下さい。

なお会場は少し分かりにくい場所にありますので少し時間に余裕を持ってお越し下さい。 申し訳ありませんが駐車場はありません。

釉薬のいろ

こんな感じでオリジナル釉薬を作ってみます。

宇宙のいろ

京都大学飛騨天文台で撮影された太陽のスペクトルです。 当日は「色」とは何か、宇宙の様々な天体がどんな「色」で見えているかなど、 「色」を切り口に宇宙のお話をします。

   宇宙医学教育プログラム