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第4回宇宙総合学研究ユニットシンポジウム

お知らせ

ご来場頂いた皆様、ネット中継やTwitter(ハッシュタグ #usss4)等で参加下さった皆様、 ありがとうございました。来年度も宇宙ユニットシンポジウムは開催する予定ですので、 ご意見、ご感想、ご要望などありましたら usss_symp4@kwasan.kyoto-u.ac.jp まで メールでお送り下さい。

講演者の方からネット公開可でご提供頂いた資料は以下です。全ての講演ではありません。

  • 5日午前 「宇宙時代に向けた宇宙総合学」 磯部洋明 PDF
  • 5日午前 「太陽活動と宇宙天気予報」 浅井歩 PDF
  • 5日午前 「宇宙で被ばくする放射線の量とそのリスク」 保田浩志 PDF
  • 5日午後 「火星に向かう箱舟ー宇宙農業」山下雅道 PDF1(メイン) PDF2(補助資料)
  • 5日午後 「宇宙箱舟から見えてくる生物多様性」近藤倫生PDF
  • 6日午前 「小惑星衝突回避」 坂東麻衣PDF
  • 6日午後 「宇宙人文学の世界」中野不二男 こちらから
  • 6日午後 「宇宙進出に対する倫理学・哲学的考察」中村征樹 PDF
  • 6日午後 「文化の創造の場としての宇宙」岡田浩樹 このあとup予定

 

第4回宇宙総合学研究ユニットシンポジウム 人類はなぜ宇宙へ行くのか?宇宙生存学における課題?

シンポジウムは終了しましたが、以下は記録のために記載してあります。

下記の要領で第4回宇宙総合学研究ユニットシンポジウムを開催します。

人類の宇宙進出は拡大を続けています。これまで宇宙は訓練を受けた限られた人だけが行ける場所でしたが、 民間による宇宙旅行など、様々な背景を持った多様な人々が宇宙へ出てゆく時代が少しずつ見え始めています。 しかし、宇宙での長期滞在や将来の本格的な宇宙移住には依然として多くの障害があります。そこには 工学的問題、医学的問題だけでなく、例えば宇宙滞在が個人のこころに与える影響、宇宙空間での 新しい文化の創成と地上文化との軋轢など、人文社会科学の領域に属する新しい問題意識も芽生えつつあります。 一方、宇宙進出という極端な状況は、環境保全、生物多様性、文化的多様性の意義など、 現在の地上における様々な問題に新しい視点をもたらす可能性があります。本シンポジウムでは、 2009年度に開かれた「人類はなぜ宇宙へ行くのか」シンポジウム の続編として、人類の宇宙進出において予想される具体的な問題点と、社会や学問の各領域で 宇宙がもたらす新しい視点を、様々な分野の専門家に語って頂きます。

タイトル:人類はなぜ宇宙へ行くのか?宇宙生存学の課題?
日時:2011年3月5日(土)、6(日)、両日とも9-18時頃まで
会場:京都大学宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ(きはだホール)
交通:宇治キャンパスへのアクセス キャンパスマップ(PDF)
参加費:無料
申し込み方法:下記をご覧下さい
主催:京都大学宇宙総合学研究ユニット
共催:宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所
後援:京都精華大学

申し込み方法

以下の参加申し込みフォームに記入し、3月3日までに usss_symp4@kwasan.kyoto-u.ac.jp までメールでお送り下さい。 その際、件名は「宇宙ユニットシンポジウム申し込み」として下さい。 折り返し確認のメールを送ります。定員(300名)に達した場合はその時点で締め切りますので、 あらかじめご了解下さい。申し込みをされていない場合でも、当日席に余裕があれば 入場頂けますが、参加を希望される方は事前に申し込みをお願いします。

—–第4回宇宙ユニットシンポジウム参加申し込みフォーム———-
氏名:
職業・学年:
所属(学校名、会社名):
メールアドレス:
参加日:5日 6日

どこで本シンポジウムのことを知りましたか?

本シンポジウムへ期待すること、講演者への質問などがありましたら ご自由にお書き下さい。

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プログラム

3月5日(土)
09:30 受付開始
10:00 挨拶 柴田一成ユニット長
10:15 宇宙時代に向けた宇宙総合学 磯部洋明(京大宇宙ユニット)
10:45 太陽活動と宇宙天気予報 浅井歩(京大宇宙ユニット)
11:35 宇宙で被ばくする放射線の量とそのリスク 保田浩志 (放射線医学総合研究所)
12:15 休憩
13:30 宇宙から生命の起源を学ぶ 小林憲正(横浜国立大)
14:10 宇宙箱舟WSの学校教育と生涯学習における展開 塩瀬隆之(京大博物館)
14:50 火星に向かう箱舟ー宇宙農業 山下雅道(JAXA/ISAS)
15:30 JAXAきぼう利用フォーラムより
15:40 休憩
16:00 宇宙箱舟から見えてくる生物多様性 近藤倫生(龍谷大学理工学部)
16:40 パネルディスカッション1:生命活動の場としての宇宙
司会:浅井 パネラー:柴田一成、保田浩志、小林憲正、塩瀬隆之、山下雅道、近藤倫生
17:40 終了

3月6日(日)
09:00 受付開始
09:30 未来の宇宙機 船木一幸(JAXA/ISAS)
10:10 小惑星衝突回避 坂東麻衣 (京大宇宙ユニット)
10:40 大学発、関西発の宇宙開発 大久保博志(大阪府立大学)
11:10 パネルディスカッション2:宇宙開発の工学的課題
司会:坂東 パネラー:船木一幸、大久保博志、中野不二男、安部隆士、斧高一、山川宏

12:10 休憩
13:40 宇宙人文学の世界 中野不二男 (JAXA)
14:20 宇宙進出に対する倫理学・哲学的考察 中村征樹(大阪大学)
15:00 宇宙と人のこころ 鎌田東二(京大こころセ)
15:40 休憩
16:00 文化の創造の場としての宇宙 岡田浩樹(神戸大学国際文化)
16:40 ディスカッション3:宇宙進出の人文社会科学的課題
司会:磯部洋明 パネラー:牧野圭一、中野不二男、中村征樹、鎌田東二、岡田浩樹、安部隆士、小山勝二
17:50頃 終了

当日参加された方には「宇宙箱舟ワークショップブック」を配布します。

6日昼休みには、宇治キャンパスの宇宙太陽光発電実験施設の見学が行われます。 見学可能な人数には限りがありますので、希望される方は早めに受付でお申し込み下さい。 先着順とさせて頂きます。

また、JAXAきぼう利用フォーラムの展示 宇宙鍼灸科学研究会による 鍼灸体験ブースもあります。

第4回宇宙総合学研究ユニットシンポジウム 実行委員
柴田一成、斧高一、山川宏、磯部洋明、浅井歩、坂東麻衣(以上京大宇宙ユニット)、 安部隆士(JAXA宇宙科学研究所)、水町衣里(京大iCeMS)