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第17回宇宙ユニットシンポジウム

テーマ:人類、火星に向かう

京都大学宇宙総合学研究ユニット(宇宙ユニット)では、文理を超えた幅広い領域を射程に、人類と宇宙に関わる諸問題の研究を推進し、毎年シンポジウムを開催しています。17回目にあたる今回のシンポジウムでは、将来の火星ミッションに関する問題を議論します。

近年、火星とその周辺の探査がますます進展し、日本もMMX(火星衛星探査計画)によるサンプルリターンを目指しています。さらに、現在進行中のアルテミス計画(有人月面着陸計画)の先には有人火星探査が見え始めており、また、火星移住を目標に掲げる民間企業等の活動も盛んに行なわれています。しかし、火星ミッションの実現には様々な側面で高いハードルが存在します。果たして人類はこの難題にどのように向き合っていくべきなのでしょうか。探査から移住まで、様々な専門背景を持つ登壇者とともに、火星ミッションをめぐる今後の展望について考えてみましょう。

新着情報

(2024.1.12) 登壇者プロフィールを更新しました。
(2023.11.25) ポスター発表申込と参加登録のフォームを公開しました。
(2023.11.13) ウェブサイトを開設、最新情報は随時更新します。

ポスター発表申込・参加登録

ポスター発表申込はこちら  期限:2024年1月8日(月)[受付終了]
※ 宇宙に関係する内容であればどのようなテーマでも応募可能です。

※ ポスターは会場に設置されたパネルに掲載していただきます。ポスター用紙のサイズは最大でA0です。A0用紙1枚で掲載していただいても、より小さいサイズ用紙(A3, A4など)を複数枚貼り合わせて一つのポスターとして掲載していただいても、どちらでも構いません。パネルにポスターを固定する際のピンは会場で用意いたします。

参加登録はこちら  期限:2024年2月2日(金)
※ オンライン配信はございません。

日時と場所

日時:2024年2月10日(土)・11日(日) ,[両日とも]13:00–17:00

場所:京都大学 国際科学イノベーション棟5階(吉田キャンパス本部構内)

※ オンライン配信はございません。

1日目 2月10日 (土) 13:00–17:00

開場 12:00

ポスター展示交流会「宇宙研究の広場2024」 13:00–16:30

宇宙関連研究のポスター発表セッションです。宇宙に関係する内容であればどのようなテーマでも応募可能です。

一般市民・高校生・大学生・大学院生・若手研究者・大学教員・企業関係者が集い、宇宙に関する多様な関心を持つ人々の交流会として、また、研究活動成果の社会発信や新たな協力関係のきっかけ作りの場としてもお楽しみください。

ポスター賞表彰式 16:30–16:50

1日目閉会あいさつ 16:50–17:00

2日目 2月11日 (日) 13:00–17:00

開場 12:00

2日目開会あいさつ 13:00–13:10

講演セッション 13:15–15:25

13:15–13:55  倉本 圭(北海道大学)
生命居住可能惑星の成り立ちを探る火星衛星探査計画MMX

14:00–14:40  速水 聰(宇宙航空研究開発機構)
宇宙飛行士の健康を地上から見守るフライトサージャンと医学運用チーム(仮)

14:45–15:25  岡本 慎平(広島大学)
「守るべき自然環境」に火星の大地は含まれるのか? 環境倫理学の(文字通りの)フロンティア

パネルディスカッション 15:40–16:50

閉会あいさつ 16:50–17:00

登壇者プロフィール(随時更新します)

倉本 圭 氏(北海道大学大学院理学研究院 地球惑星科学部門 宇宙惑星科学分野 教授)

1966年、北海道生まれ。東京大学理学部卒業。同大学院修了後、東京工業大学職員などを経て、2007年から北海道大学理学部・大学院理学研究院教授。専門は惑星科学。地球はなぜ地球なのかをメインテーマに、さまざまな理論的研究を進めるとともに、JAXAの火星衛星探査計画の主任科学研究者を務める。

 

 

速水 聰 氏(宇宙航空研究開発機構 主任医長、筑波宇宙センター専属産業医)

1975年、東京都生まれ。リハビリテーション科専門医、公衆衛生学修士(MPH)、認定産業医、陸上自衛隊予備自衛官(二等陸佐)。1999年、慶應義塾大学医学部卒業、同大学医学部リハビリテーション医学教室入局。12年以上地域・在宅リハビリテーション医療に従事後、2017年より現職。 2019年~2022年までJAXA星出彰彦宇宙飛行士の専任フライトサージャンとして米国ヒューストンに赴任し、ISS第65次/第66次長期滞在ミッションを医学支援した。

 

岡本 慎平 氏(広島大学大学院人間社会科学研究科人文学プログラム助教)

1986年、広島県生まれ。2015年、広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。2018年、広島大学大学院文学研究科助教。2020年より大学院組織の改組により広島大学大学院人間社会科学研究科人文学プログラム助教。2015年より京都大学宇宙総合学研究ユニット内の宇宙倫理学研究会に参加し、「宇宙倫理学研究会: 宇宙倫理学の現状と展望」(『宇宙航空研究開発機構特別資料: 人文・社会科学研究活動報告集』、2016年)や『宇宙倫理学』(昭和堂、2018年)を共著者の一人として執筆。

主催・共催・後援

主催 京都大学宇宙総合学研究ユニット
共催 京都大学大学院理学研究科附属天文台, 京都大学大学院総合生存学館SIC有人宇宙学研究センター
後援 京都府教育委員会, 京都市教育委員会, 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

お問い合わせ

本シンポジウムに関するお問い合わせは、usss-event_atmark_kwasan.kyoto-u.ac.jp までご連絡ください。 (_atmark_の部分を@にかえてください。)