宇宙学サマースクール
宇宙学サマースクール
大学院教育「宇宙学」 で主催する教育プログラム。隔年で実施予定です。
ゲストレクチャラーを招いてのセミナー、課題解決に向けたワークショップなどを実施します。
学問分野の垣根を超えた多角的な視点による発想と、 専門家によるアドバイス溢れる環境で、 宇宙を通した幅広い分野の課題を議論し、 自らの研究の付加価値を探索します。
宇宙学という京大発の新しい試みに参加する意欲ある人を求めています。
討論テーマ例:
- 宇宙ビジネスを発展させるには? ~宇宙旅行機・超小型衛星・大気球などのビジネス展開~
- 新しい宇宙輸送機の検討
- 有人火星飛行と無人探査機での火星生命探査はどちらが重要か?
- 国際宇宙ステーションのリフォームや代替ステーションの今後はどうする?
- 宇宙開発費はいくらまで出せる?
- 気象衛星、測位衛星、通信衛星、科学衛星などなど、どんなミッションを強化すべき?
- 中国・UAEなど世界の宇宙開発利用の現状と、日本が目指すべき立ち位置は?
サマースクール2018
日程予定: 2018年8月21日(火)・22日(水)
詳細はこちら。
サマースクール2016
日程予定: 2016年8月23日(火)・24日(水)
場所予定: 信楽MU観測所
詳細はこちら。
サマースクール2014
宇宙飛行士 山崎直子さんを筆頭としたゲスト講師陣を迎え、 セミナーおよびテーマ討論型のグループワークにより、 宇宙開発利用の課題や発展可能性を議論します。
日時: 2014年9月26日(金)・27日(土) の1泊2日
場所: コープイン京都
ゲスト講師:
- 中野不二男 氏 (京都大学 宇宙ユニット 特任教授)
資料1: 日本ロケット協会55周年記念総会 講演より
資料2: International Astronautical Congress 2008, IAC-08.B3.3.4 より
資料3: 宙の会より
資料4: Virgin Galactic 社より - 山崎直子 氏 (宇宙飛行士、内閣府宇宙政策委員)
- 伊勢田哲治 氏 (京都大学 文学研究科/宇宙ユニット 准教授)
- 山川宏 氏 (京都大学 生存圏研究所/宇宙ユニット 教授、内閣府宇宙政策委員)
タイムスケジュール: PDF
グループ討論テーマ:
- スペースシップ2の日本法人を運営するためのビジネスモデル: 発表資料
宇宙旅行の事業化における推進母体の立ち上げや、各ステップ毎のスポンサー検討を行い、 母船の有効活用などのアイデアや、実現における課題について議論しました。 - 国際宇宙ステーション(ISS)の新しいリフォーム: 発表資料
宇宙ステーション補給機(HTV)の有人機化とISSの小型化が成された未来を仮定し、 流動的な宇宙ステーション運用など興味深い提案とともに、 宇宙での産業構造の構築足がかりとしても検討を行いました。 - 人類の地球外移住に伴う倫理・文化問題: 発表資料
地球外移住の具体例としてMars-one計画を取り上げ、 公開情報の誠実性(説明責任を倫理的に満たすか等)や、 社会合意における倫理上の検討課題について議論を行いました。 - 今後の月・惑星・小惑星探査は有人?無人?: 発表資料
有人vs無人探査の結論に至らなかったものの、 科学研究(理学・工学)、国、ビジネス、さらには根本となる人類の興味・探求心など、 多様な視点において探査距離別(ISS・月・火星・小惑星・より遠方)に、 有人探査を行う意義、無人探査でのコスト対成果比も含め議論を行いました。
サマースクール応募について: 2014年度の募集は締め切りました。
- 募集対象者: 宇宙ユニット参加部局(下記参照)の大学院生、20名程度。
- 参加費: 無料(現地で一時的に支出あり、後日振込形式、宿泊費含む)、昼食費・コーヒー代など除く。
- 応募方法: フォーマット(pdf, word) に記入の上、
usss[_at_]kwasan.kyoto-u.ac.jp ([_at_] の部分を @ に変えて下さい) 宛に
8/25(月)までにメール送付して下さい。なお件名に「サマースクール応募」と入れて下さい。 - 採択通知: 9月上旬頃に、メールにて合否をお伝えいたします。
宇宙ユニット参加部局 (2014年8月現在)
理学研究科、工学研究科、文学研究科、アジア・アフリカ地域研究研究科、人間・環境学研究科、エネルギー科学研究科、 総合生存学館、生存圏研究所、基礎物理学研究所、総合博物館、こころの未来研究センター、防災研究所、 国際高等教育院、白眉センター
問い合わせ先
宇宙総合学研究ユニット 事務局
京都大学北部総合教育研究棟 403号室
E-mail: usss[_at_]kwasan.kyoto-u.ac.jp ([_at_] の部分を @ に変えて下さい)
Tel.: 075-753-9665
(お問い合わせはできるだけ E-mail でお願いします)
本事業は文部科学省の特別経費プロジェクト 「宇宙開発利用を担うグローバル人材育成のための宇宙学拠点の構築」 により実施するものです。