宇宙学サマースクール2016
宇宙学サマースクール
大学院教育「宇宙学」 で主催する合宿形式プログラム。隔年で実施予定です。
ゲストレクチャラーを招いてのセミナー、課題解決に向けたワークショップなどを実施します。
学問分野の垣根を超えた多角的な視点による発想と、 専門家によるアドバイス溢れる環境で、 宇宙を通した幅広い分野の課題を議論し、 自らの研究の付加価値を探索します。
宇宙学という京大発の新しい試みに参加する意欲ある人を求めています。
隔年開催で、第1回は2014年に行われました。
2014年サマースクール
(2016.07.16)募集期間を延長し、最終締切を7月25日(月)としました。
サマースクール2016
最先端の宇宙科学・宇宙開発利用で活躍する講師を迎え、 セミナーおよびテーマ討論型のグループワークにより、 宇宙開発利用の課題や発展可能性を議論します。
日程: 2016年8月23日(火)・24日(水)
場所: 信楽MU観測所
案内: 募集情報,タイムスケジュールなど(pdf), 申し込みフォーマット(docx)
講師講演:
- 橋口浩之 氏 (京都大学 生存圏研究所/宇宙ユニット 准教授)
「レーダーを使って大気を測る」 - 栗田光樹夫 氏 (京都大学 理学研究科/宇宙ユニット 准教授)
「月に望遠鏡を立てるとしたら」 - 磯部洋明 氏 (京都大学 総合生存学館/宇宙ユニット 准教授)
「なんでファーストコンタクトを考えるのか」 - 大庭弘継 氏 (京都大学 文学研究科 研究員)
「ファーストコンタクトにおける政治的対応の考察」 - 呉羽真 氏 (京都大学 宇宙ユニット 特定研究員)
「ファーストコンタクトの影響について考える上で気になること」 - 土井隆雄 氏 (京都大学 宇宙ユニット 特定教授)
「有人宇宙活動と有人宇宙学」 - 伊藤定 氏 (三菱重工株式会社 防衛・宇宙ドメイン宇宙事業部宇宙システム技術部 主席技師)
「三菱重工の有人宇宙活動への取組み」(資料一部抜粋) - 森野智子 氏 (三菱重工株式会社 防衛・宇宙ドメイン宇宙事業部宇宙システム技術部装備設計課 主任)
- 中野不二男 氏 (京都大学 宇宙ユニット 特任定教授)
「Dual-Useという考え方」
グループ討論テーマ:
- 月面の利用方法: 発表資料 (→ 宇宙ユニットシンポジウム に向けて議論をまとめ ポスターを制作しました。)
各国の政策にみる月探査、研究者や民間の動向、探査と利用の時代背景、 月面利用案(巨大望遠鏡・発電所・保存施設・大学・加速器施設・中継基地など)の検討、 法的制約などが議論されました。 - ファーストコンタクト: 発表資料
宇宙人への自己紹介の仕方から問い直す人類の自己認識、 ファーストコンタクトを題材とした異分野コミュニケーションの企画、 地球外知性との遭遇時の社会的インパクトと行動指針などが議論されました。 - 有人宇宙活動: 発表資料
自由度の高い船外活動にむけた搭乗型ロボット、 月面野球を題材としての宇宙活動に潜む課題の洗い出し、 有人宇宙活動の価値とコスト・リスクのバランスなどが議論されました。
サマースクール応募について: 2016年度の募集は締め切りました。
- 募集対象者: 大学院生(学部生が参加を希望する場合は事前にご相談ください)
- 募集定員: 20名
- 参加費: 無料(現地で一時的に支出あり、後日振込形式、宿泊費含む)、朝夕食費・コーヒー代など除く。
- 応募方法: フォーマット(docx) に記入の上、
usss[_at_]kwasan.kyoto-u.ac.jp ([_at_] の部分を @ に変えて下さい) 宛に
7/25(月)までにメール送付して下さい。なお件名に「サマースクール応募」と入れて下さい。 - 採択通知: 7月中に、メールにて合否をお伝えいたします。
問い合わせ先
宇宙総合学研究ユニット 事務局
京都大学北部総合教育研究棟 403号室
E-mail: usss[_at_]kwasan.kyoto-u.ac.jp ([_at_] の部分を @ に変えて下さい)
Tel.: 075-753-9665
(お問い合わせはできるだけ E-mail でお願いします)
本事業は文部科学省の特別経費プロジェクト 「宇宙開発利用を担うグローバル人材育成のための宇宙学拠点の構築」 により実施するものです。