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シンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来」

シンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来」

☆[2014.02.03] このシンポジウムは終了しました。シンポジウムの様子はUstreamにてご覧いただけます。 Ustream中継はこちらから。また、講演資料は下記からダウンロード出来ます。

講演資料
(講演資料は「可能な範囲で」講演までに随時このサイトにアップいたします。)
「Wish it, Dream it, Do it!」藤井孝藏
「宇宙教育と海外協力・市場開発」秋山演亮
「高等学校における宇宙・天文教育の現場から」中山浩
「NGC4151(活動銀河核)のブラックホールの観測」井上功一朗
「宇宙の怪傑ガンマ線を捕まえろ!」水村好貴
「天体の爆発現象で拓く極限物理」諏訪雄大
「『宇宙、教育』というキーワードのコンテンツ」有本淳一
「工業高校性がロケットをぶっ放して宇宙について考えてみた」市川開史
「日本のロケットの近未来」山川宏
「この宇宙に、宇宙文明はいくつあるのだろうか」太田耕司
「放射線照射による蛋白質への影響」藤井紀子
「心は妖怪」森山徹
「未来の二つの顔:宇宙が開く人類の生物=文化多様性への扉」大村敬一

Twitterのハッシュタグは #usss2014 です

☆[2014.01.31] 会場にはまだ席に余裕があります。申し込みされていない方でも、当日ぜひ会場に足をお運び下さい。参加費は無料です。
☆[2014.01.31] 2月2日(日)は会場すぐ近くで吉田神社節分祭が行なわれています。公共交通機関の混雑が予想されますので、ご注意ください。

京都大学宇宙総合学研究ユニットでは、理学、工学、人文社会科学の幅広い領域に渡る 総合的な宇宙研究の開拓を目指して発足し、JAXA/ISASとも連携して、人類が生きていく 生存圏としての宇宙に関わる諸問題の研究を推進してきました。 また2009年から2012年にかけては、「人類はなぜ宇宙へ行くのか」と題した シンポジウムを開催してきました。
これまでの「人類はなぜ宇宙へ行くのか」シンポジウムについてはこちらをご覧下さい。
2009年度 2010年度 2011年度 2012年度

今年度はこれまで推進してきた学際的な研究を総括するとともに、そのような研究活動を通して未来の宇宙科学と宇宙開発利用、そして人類が宇宙において今後どのような文明を展開していくか についての展望を、多角的な視点から議論します。また、将来の宇宙開発における人材の育成を図るため、高校生や大学生の積極的な参加を呼びかけています。

開催日時

  

2014年2月1日(土)と2日(日)
2月1日は13:30(開場は13:00)~17:30、2月2日は10:00~16:00
会場:京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール(吉田キャンパス本部構内)
   アクセス (本部構内マップと主な交通機関)

開催要領

            

参加費:無料
申し込み:下記の申し込み方法をご覧下さい
託児:託児の必要な方はこちらからお申し込みください。

当日の会場の様子はUstream中継される予定です。
Ustream中継はこちらから


ポスターpdf (320KB)

主催:京都大学宇宙総合学研究ユニット, 京都大学理学研究科附属天文台
後援:宇宙航空研究開発機構、和歌山大学宇宙教育研究所、京都府教育委員会、京都市教育委員会
協力:京都市立堀川高等学校、京都市立洛陽工業高等学校

申し込み方法

以下の参加申し込みフォームに記入し usss-event@kwasan.kyoto-u.ac.jp までメールでお送り下さい。 その際、件名は「宇宙ユニットシンポジウム申し込み」として下さい。 折り返し確認のメールを送ります※。定員(500名)に達した場合は それ以上の参加をお断りせざるを得ないこともありますので、あらかじめご了解下さい。 申し込みをされていない場合でも、当日席に余裕があれば入場頂けますが、 出来る限り事前に申し込みをお願いします。
※ kwasan.kyoto-u.ac.jpからのメールを着信許可していただけるよう設定をお願いします。

ーーーー宇宙ユニットシンポジウム参加申し込みフォームーーーー
氏名:
職業・学年:
所属(学校名、会社名):
メールアドレス:
参加日:1日 2日 

どこで本シンポジウムのことを知りましたか?

本シンポジウムへ期待すること、講演者への質問などがありましたら ご自由にお書き下さい。

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プログラム、講演者

プログラム

2月1日(土)
司会:磯部洋明(京大宇宙ユニット)
13:30-13:40 開会あいさつ 谷森逹(京大宇宙ユニット ユニット長)、淡路敏之(京都大学理事)
13:40-14:20 「Wish It, Dream It, Do It! -宇宙開発を支える宇宙科学-」
       藤井孝藏(JAXA)[講演時間35分]
14:20-14:50 「宇宙教育と海外協力・市場開発」
       秋山演亮(和歌山大学)[講演時間25分]
14:50-15:20 「高等学校における天文教育の現場から」 中山浩
      「活動銀河核(ブラックホール)の観測と、それを通して見つめた未来」井上功一朗
       (京都市立堀川高等学校)[講演時間25分]
15:20-15:30 休憩
15:30-16:00 「宇宙の怪傑ガンマ線を捕まえろ!」
       水村好貴・谷森逹(京大宇宙ユニット)(水村好貴体調不良のため谷森逹による代理講演)[講演時間25分]
16:00-16:30 「天体の爆発現象で拓く極限物理の世界」
       諏訪雄大(京大基礎物理学研究所)[講演時間25分]
16:30-16:40 休憩
16:40-17:30 パネルディスカッション
       パネリスト:藤井孝藏、秋山演亮、井上功一朗、水村好貴、諏訪雄大、柴山拓也(京大理4回生)
       司会:渡邉皓子(京大宇宙ユニット)

2月2日(日)
午前の部 司会:斧高一(京大宇宙ユニット 副ユニット長)
10:00-10:30 「『宇宙,教育』というキーワードのコンテンツ」有本淳一
      「工業高校生がロケットをぶっぱなして宇宙について考えてみた」市川開史
        (京都市立洛陽工業高等学校)[講演時間25分]
10:30-11:10 「日本のロケットの近未来」
       山川宏(京大生存圏研究所、宇宙ユニット)[講演時間35分]
11:10-11:50 「この宇宙に宇宙文明はいくつあるのだろうか?」
       太田耕司(京大理・宇宙物理学教室)[講演時間35分]
11:50-12:50 昼休み

午後の部 司会:柴田一成(京大宇宙ユニット 副ユニット長)
12:50-13:30 「放射線照射による蛋白質への影響」
       藤井紀子(京大原子炉実験所)[講演時間35分]
13:30-14:10 「心は妖怪」
       森山徹(信州大学)[講演時間35分]
14:10-14:50 「未来の二つの顔:宇宙が拓く人類の生物=文化多様性への扉」
       大村敬一(大阪大学)[講演時間35分]
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50 パネルディスカッション
       パネリスト:市川開史、太田耕司、藤井紀子、森山徹、大村敬一、早川尚志(京大文4回生)
       司会:磯部洋明(京大宇宙ユニット)
15:50-16:00 閉会あいさつ 柴田一成(京大宇宙ユニット 副ユニット長)

講演者プロフィール

秋山 演亮(和歌山大学宇宙教育研究所所長/教授)
講演タイトル 「宇宙教育と海外協力・市場開発」
<経歴>1969年生まれ。滋賀県出身。1994年に京都大学農学部林産工学科を卒業。小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトでは理学カメラメンバー。西松建設、JAXA研究員を経て、秋田大学で「能代宇宙イベント」を企画。2008年に和歌山大学へ着任し、2010年4月から和歌山大学宇宙教育研究所の初代所長に就任。専門分野は惑星表面探査、宇宙教育など。

太田 耕司(京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室教授)
講演タイトル 「この宇宙に宇宙文明はいくつあるのだろうか?」
<経歴>1961年生まれ。主に大阪府出身。京都大学大学院理学研究科宇宙物理学専攻を修了。京都大学研修員、国立天文台研究員を経て、1991年京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室助手、1998年同助教授、2007年同教授。専門は銀河。銀河形成進化やこれに関連する天体の観測的研究。

大村 敬一(大阪大学大学院言語文化研究科准教授)
講演タイトル 「未来の二つの顔:宇宙が開く人類の生物=文化多様性への扉」
<経歴>1966年生まれ。静岡県出身。1997年に早稲田大学大学院文学研究科を卒業。早稲田大学人間科学部助手、  大阪大学言語文化部講師、助教授を経て、2007年から現職である大阪大学大学院言語文化研究科准教授に就任。  専門分野は文化人類学。

諏訪 雄大(京都大学基礎物理学研究所特定准教授)
講演タイトル 「天体の爆発現象で拓く極限物理の世界」
<経歴>1983年生まれ。千葉県出身。2005年東京大学理学部物理学科卒業。2010年同大学理学系研究科物理学専攻修了。2010年から京都大学基礎物理学研究所で研究員、2011年に同研究所特任助教を経て、2013年から現職である同研究所特定准教授に就任。専門は高エネルギー天体物理学。特に、超新星爆発やガンマ線バーストの爆発メカニズム。

水村 好貴(京都大学宇宙総合学研究ユニット)
講演タイトル 「宇宙の怪傑ガンマ線を捕まえろ!」
<経歴>1985年生まれ。埼玉県出身。東海大学理学部物理学科卒、同大学大学院総合理工学研究科修了。2012年から京都大学研究員となり、2013年より現職である京都大学宇宙総合学研究ユニット特定助教に着任。専門はガンマ線天文学。地上ガンマ線望遠鏡と衛星搭載ガンマ線望遠鏡を使用した天体解析を経て、気球搭載ガンマ線望遠鏡の装置開発を推進中。

藤井 孝藏(宇宙航空研究開発機構教授)
講演タイトル 「Wish It, Dream It, Do It! -宇宙開発を支える宇宙科学-」
<経歴>1951年生まれ。山梨県出身。1980年に東京大学大学院工学系研究科博士課程修了の後、NASA Ames研究所などを経て、1988年宇宙科学研究所に戻る。JAXA発足以降、情報計算工学(JEDI)センター長、宇宙科学研究所研究総主幹、同副所長などを歴任。現在、飛翔工学研究系教授、JAXA大学・研究機関連携室長を兼務。東京大学航空宇宙工学専攻の教授も務める。科学技術・学術審議会研究基盤部会および学術部会臨時委員、学術会議連携会員でもある。著書に「絵でわかる宇宙開発の技術」(講談社)など。専門は航空宇宙工学、計算科学。

藤井 紀子(京都大学原子炉実験所教授)
講演タイトル 「放射線照射による蛋白質への影響」
<経歴>1951年生まれ。東京都出身。1980年に 東京医科歯科大学大学院医学研究科を単位取得満期退学。筑波大学化学系、武田薬品工業株式会社開拓第1研究所、科学技術振興事業団「さきがけ研究21-場と反応」領域・専任研究者、京都大学原子炉実験所・放射線生命科学研究部門・助教授を経て2002年より現職。専門分野は放射線によるタンパク質損傷や老化とD-アミノ酸の関係など。

森山 徹(信州大学繊維学部助教)
講演タイトル 「心は妖怪」
<経歴>1969年生まれ。兵庫県出身。1999年に神戸大学大学院自然科学研究科知能科学専攻を修了。三菱電機株式会社、公立はこだて未来大学などを経て、2007年に信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点で助教を務める。2012年から現職、信州大学繊維学部助教に就任。専門分野は比較認知科学、動物行動学、心と意識の科学。著書に「ダンゴムシに心はあるのか」(PHPサイエンス・ワールド新書)など。

山川 宏(京都大学生存圏研究所教授)
講演タイトル 「日本のロケットの近未来」
<経歴>1965年生まれ。神奈川県出身(小中高)。1993年に東京大学大学院工学系研究科航空学専攻を修了した後、宇宙科学研究所助手・助教授、宇宙航空研究開発機構助教授などを経て、2006年から京都大学生存圏研究所宇宙圏航行システム工学分野教授。2010?2012年には内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長、2012年から内閣府宇宙政策委員会委員、2013年から宇宙航空研究開発機構の宇宙工学委員長を務める。専門は、宇宙工学(特に、ロケットや人工衛星の飛行計画)、近年は、宇宙環境を利用した宇宙推進技術、地球接近小惑星対策、宇宙デブリ対策技術の研究を行っている。

中山 浩(京都市立堀川高等学校教諭 理科・地学科/京都地学教育研究会所属)
講演タイトル 「高等学校における天文教育の現場から」

井上 功一朗(京都市立堀川高等学校 自然探究科2年)
講演タイトル 「活動銀河核(ブラックホール)の観測と、それを通して見つめた未来」

有本 淳一(京都市立洛陽工業高等学校教諭)
講演タイトル 「『宇宙, 教育』というキーワードのコンテンツ」

市川 開史(京都市立洛陽工業高等学校 ハイパーステージ3年生)
講演タイトル 「工業高校生がロケットをぶっぱなして宇宙について考えてみた」

託児について

会場の近くに託児室(無料)を設置します。 託児室を希望される方は以下の申し込みフォームを電子メールにて、 シンポジウムへの参加申し込みに添えて usss-event@kwasan.kyoto-u.ac.jpまでお送り下さい。 利用できる人数には限りがありますので、定員になり次第締め切ります。 お早めにお申し込み下さい。

ーーーーーーー申し込みフォームーーーーーーー
保護者氏名:
子ども氏名・年齢:
メールアドレス:
当日緊急連絡先電話番号:

託児の際の注意点(アレルギー等):

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託児室利用の際の注意点
・対象年齢:3ヶ月?小学生低学年まで
・飲み物・おやつ等は各自でご準備下さい。託児室にて保育スタッフが差し上げます。
・昼食時はお迎えをお願いします。ただし託児室でお弁当をたべていただくことは可能です。
・保育スタッフによる、薬の投与はいたしかねます。
・オムツ、着替え等保育に必要なものをお持ち下さい。また、持ち物には全てお名前をご記入ください。
・シンポジウム会場は出入り自由です。
・その他ご不明な点は上記申し込み先のアドレスまでメールでお問い合わせ下さい。

実行委員会

谷森達、柴田一成、斧高一、磯部洋明、浅井歩、渡邉皓子、水村好貴(京都大学)、 関智也(京都市教育委員会)、丸川修(京都府教育委員会)、京都市立堀川高等学校