1960年代前半 | 1970年代前半 | 1980年代前半 | 1990年代前半 | 2000年代前半 | 2010年代前半 | |
1950年代後半 | 1960年代後半 | 1970年代後半 | 1980年代後半 | 1990年代後半 | 2000年代後半 |
年 | 政治・政策・経済 | 技術開発 |
---|---|---|
1965年 |
2月15日〜20日 日郵政省電波研究所、米国のリレー2 号衛星により時刻同期実験(日米時報合わせ) 4月 気象庁、気象衛星観測資料の受信装置の開発に関する研究に着手 7月1日 科学技術庁航空宇宙技術研究所角田支所発足 |
5月23日〜23日 科学技術庁航空宇宙技術研究所、 NAL-7型ロケット第1回飛翔実験(秋田県道川) 6月15日〜23日 科学技術庁宇宙開発推進本部、新 島でロケット打上げ実験実施 6月20日 東京大学、科学衛星計画を発表 7月26日 東京大学、K-9M-12ロケット打上げ (X線星の発見) 11月16日〜21日 科学技術庁、新島でロケット打上げ |
1966年 |
4月 NHK、放送衛星の基礎研究を開始 5月20日 運輸省船舶技術研究所、電子航法部に 衛星航法研究室を新設し、人エ衛星による航法の研究を開始 5月24日 科学技術庁、鹿児島県種子島に種子島 宇宙センターの設置を決定 8月3日 宇宙開発審議会、総理大臣に「人工衛 星打上げとその利用に関する長期計画」を建議 9月13日 通信・放送衛星研究開発連絡協議会設 置 |
3月 気象庁気象研究所、自動受画装置 (APT)を設置し、気象衛星による雲の分布写真の受画を開始 3月 海上保安庁、国土地理院、東京天文台 の三者共同で、米国の測地衛星を利用して第1回の奄美大島の測地観測 3月5日 東京大学、L-3H-1ロケット打上げ( バン・アレン帯の観測など) 7月23日 東京大学、L-3H-2ロケット打上げ (高度1,800kmに到達) 8月3日 東京大学、K-9M-11ロケットによるTV撮影、地上送信に成功 8月 海上保安庁、国土地理院、東京天文台 の三者共同で、米国の測地衛星を利用して青ケ島の測地観測 9月26日 東京大学、L-4S-1ロケット飛翔実験 10月31日 東京大学、M(ミュー)1型ロケット 1号機飛翔実験 |
1967年 |
1月 電電公社電気通信研究所伝送研究部に 衛星通信研究室が発足し、国内通信方式の研究を開始 1月16日 郵政省、電波監理局宇宙通信調査室設 置 1月27日 国際電電、宇宙通信業務開始 2月14日 郵政省電波研究所、ATS-1によるPCM 通信実験開始 4月 気象庁、気象衛星搭載機器の開発に着 手 4月14日 種子島周辺関係漁業者対策の為、ロケット実験中止(東京大学も含まれる) 6月1日 郵政省電波研究所、衛星研究開発部設 置 7月10日 運輸省電子航法研究所発足 7月10日 国土地理院、米国の測地衛星を利用し て隠岐島の測地観測を開始 10月10日 宇宙条約 発効 12月20日 宇宙開発審議会、総理大臣に「宇宙 開発に関する長期計画および体制の大綱について」答申(4号答申) |
2月6日 東京大学、L-3H-3飛翔実験(高度 2,150kmに到達) |
1968年 |
2月1日 科学技術庁宇宙開発推進本部勝浦電波 追跡所および沖縄電波追跡所業務開始 2月28日 通信・放送衛星研究開発連絡協議会を 通信衛星開発本部と改称 3月30日〜4月21日 科学技術庁、海外宇宙開発調査 団を派遣(米国、欧州) 4月 気象庁、清瀬気象通信所にAPT受画装置を設置 5月2日 宇宙開発委員会設置法公布 宇宙開発審 議会を宇宙開発委員会として、総理府に置かれることとなった 6月1日 科学技術庁、宇宙開発参事官、宇宙企 画課および宇宙開発課を設置 6月10日 経団連宇宙開発推進会議発足 6月 電電公社、郵政省電波研究所、米国航 空宇宙局と共同でATS-1衛星を利用してPCM-MA方式の実験を実施 8月16日 宇宙開発委員会発足、第1回宇宙開発 委員会開催 10月20日 郵政省電波研究所、鹿児島支所に直 径26mの衛星通信実験用高性能パラボラアンテナ完成 12月 宇宙開発審議会の第4号答申(1967年(昭和42年)12月20日)を受け、宇宙開発委員会は宇宙開発推進本部を発展的に解消し、特殊法人を設立することを決定 |
9月10日 科学技術庁、東京大学、ロケット打上 げ実験実施 (種子島よリ初めて打上げ、NAL-16H-1ロケット、SB-UA-9ロケット、LS-C-Dロケットの3機) 11月 海上保安庁、東京天文台と共同で、米国の測地衛星を利用して第1回の父島の測地観測 |
1969年 |
2月2日〜2月6日 宇宙空間研究委員会(COSPAR) 第6作業委員会において、地球大気研究計画(GARP)に対処して気象衛星配置を検討 5月9日 衆議院本会議において、「わが国にお る宇宙の開発及び利用の基本に関する決議」が決議される。 6月23日 宇宙開発事業団法公布 7月31日 「宇宙開発に関する日本国とアメリカ 合衆国との間の協力に関する交換公文」の交換 8月6日 欧間インテルサットTV中継正式開通 8月25日 第8回宇宙技術と科学のシンポジウム (国際会議)が東京で開催される 9月 NHK、アジア放送連合(ABU)に衛星 システム提案 10月1日 宇宙開発事業団 発足(のちにJAXAへ) 我が国初の宇宙開発計画を策定 |
1月4日〜2月13日 科学技術庁、液体ロケットLS-C- 1飛翔実験、東京大学、PT-420-1により我が国初のTVC(2次噴射による推力方向制御)の実験に成功 8月7日〜9月29日 東京大学、M-3D-1の飛翔実験に成功 (8月17日)科学技術庁、LS-C-2、JCR-1・2等の飛翔実験 |
政治・政策・経済 | 技術開発 |
---|---|
4月6日 初の商業用通信衛星「アーリーバード」(インテルサット1号)打ち上げ |
1月19日 「ジェミニ2号」打ち上げ 2月17日 レンジャー8号が月に衝突 3月21日 「レインジャー9号」月面のクレーター「アルフォンスス環状山」に衝突 3月23日 ジェミニ計画初の有人宇宙船「ジェミニ3号」を打ち上げ 6月3日 2人乗りの「ジェミニ4号」でホワイト飛行士が、アメリカ初の宇宙遊泳を実施 7月14日 「マリナー4号」初の火星近傍通(フライバイ)(最接近距離:9,846?km (6,118?mi)?) 8月21日 初の燃料電池を使用した「ジェミニ5号」を打ち上げ 12月4日 「ジェミニ7号」が「ジェミニ6号」と史上初のランデブー飛行を成功 |
3月 NASAがアポロ計画で人間を月に送るための費用は13年間で総額227億1800万ドルに達すると報告 |
2月3日 実験用気象衛星「エッサ1号」打ち上げ 2月26日 無人宇宙船「アポロAS-201」を積載したサターン-1Bロケットが弾道飛行 3月16日 「ジェミニ8号」初の軌道上でのランデヴー 6月3日 「サーベイヤー1号」月面の嵐の大洋に着陸 7月18日 「ジェミニ10号」を打ち上げ 8月10日 月の周回探査機「ルナ・オービター1号」を打ち上げ 9月23日 「サーベイヤー2号」がコペルニクスクレーター付近に衝突 11月11日 ジェミニ計画の最終機「ジェミニ12号」を打ち上げ 11月6日 月周回機「ルナ・オービター2号」を打ち上げ 11月15日 ジェミニ12号が無事に帰還した |
7月2日 原爆探知衛星ベラ(米)の観測によって、ガンマ線バーストが発見された 9月 有人宇宙センターは月面着陸に向けた一連の飛行計画を発表 |
1月27日 のちに「アポロ1号」と命名される宇宙船の訓練中の事故により3名の宇宙飛行士が死亡 2月8日 ルナ・オービター3号が軌道投入に成功した 4月20日 「サーベイヤー3号」嵐の大洋に軟着陸。6,315枚の写真(初のカラー)や土壌観測データを送信 6月14日 金星探査機「マリナー5号」を打ち上げ 7月14日 「サーベイヤー4号」を打ち上げ 9月11日 「サーベイヤー5号」が月面の静かの海に着陸 10月19日 「マリナー5号」がフライバイによる金星探査に成功 11月7日 「サーベイヤー6号」月面中央の入り江に軟着陸 11月9日 サターンVロケット初の試験飛行実施 |
|
1月7日 月面着陸機「サーベイヤー7号」を打ち上げ 4月4日 「アポロ6号」アポロ計画最後の無人試験飛行実施 10月11日 「アポロ7号」アポロ計画における最初の有人飛行 12月21日 「アポロ8号」有人宇宙船として初めて月の周回を目指し打ち上げ 12月27日 「アポロ8号」有人宇宙船として初めて月の周回を目指し打ち上げ |
|
2月24日 「マリナー6号」を打ち上げ 3月27日 「マリナー7号」を打ち上げ 5月18日 月着陸船の性能試験を目的に「アポロ10号」を打ち上げ 7月16日 「アポロ11号」打ち上げ 7月20日 「アポロ11号」の宇宙飛行士ニール・アームストロングおよびバズ・オルドリンが月面の静かの海に着陸 8月5日 マリナー7号が火星をフライバイした |
政治・政策・経済 | 技術開発 |
---|---|
|
3月18日 ヴォスフォート2号打ち上げ (ヴォルノーフ、レオーノフ) レオーノフ宇宙遊泳(世界初) 4月23日 モルニア1-1号打上げ、TV中継成功(ソ連、初の通信衛星) 7月16日 ソ連、プロトン1号打上げ(重量約12トン) 7月18日 ゾンド3号打ち上げ 月をフライバイし写真撮影 11月16日 ベネラ3号打ち上げ 金星を目指した惑星探査機 データは得られず |
|
1月14日 ロケット開発指導者コロリョフ死去 1月31日 ルナ9号打ち上げ 世界初の月面に軟着陸成功 2月22日 コスモス110号打ち上げ ソ連の宇宙犬2匹を乗せての飛行 成功 3月31日 ルナ10号打ち上げ 4/3に月の軌道に乗ることに成功(世界初) 8月24日 ルナ11号打ち上げ 月周辺の環境、月表面の調査 10月22日 ルナ12号打ち上げ 月の軌道から月を撮影 11月28日 コスモス133号 ソユーズ有人飛行前のテスト飛行 12月21日 ルナ13号打ち上げ 月面に着陸し調査 |
|
2月7日 コスモス140号打ち上げ ソユーズ有人飛行前のテスト飛行 3月10日 コスモス146号打ち上げ 有人月飛行のテスト飛行 4月8日 コスモス154号打ち上げ 有人月飛行のテスト飛行 4月23日 ソユーズ1号打ち上げ、ミッション失敗 (コマロフ死去) 6月12日 ベネラ4号打ち上げ 初めて他の惑星(金星)の大気を観測 10月27日 コスモス186号打ち上げ ソユーズの前段階として188号と無人ドッキング 10月30日 コスモス188号打ち上げ |
プラハの春 |
3月2日 ゾンド4号打ち上げ 月有人飛行のための試験飛行 3月27日 世界初の有人宇宙飛行士 ガガーリン死去 4月7日 ルナ14号打ち上げ 地球との通信実験 4月14日 コスモス212号打ち上げ ソユーズの前段階として213号とドッキング 4月15日 コスモス213号打ち上げ ドッキング成功 8月28日 コスモス238号打ち上げ ソユーズ計画の最終テスト 9月14日 ゾンド5号打ち上げ 試験飛行(動植物を搭載)初の月往復に成功 10月26日 ソユーズ3号打ち上げ ソユーズ2号(無人)とドッキング失敗 11月10日 ゾンド6号打ち上げ 試験飛行 (無人) |
|
1月5日 ベネラ5号打ち上げ 金星着陸試みるも失敗 1月10日 ベネラ6号打ち上げ 同じく失敗に終わる 1月14日 ソユーズ4号 打ち上げ 5号とのドッキング成功(世界初) 1月15日 ソユーズ5号 打ち上げ 2月21日 N1ロケット1号実験 失敗 7月3日 N1ロケット2号実験 失敗 7月13日 ルナ15号打ち上げ 地球に月のサンプル持ち帰るのが目的 軟着陸に失敗 8月7日 ゾンド7号打ち上げ 試験飛行(無人) 10月11日 ソユーズ6号打ち上げ 7,8号でのドッキングを撮影 失敗 10月12日 ソユーズ7号打ち上げ 8号とのドッキング 10月12日 ソユーズ7号打ち上げ 8号とのドッキング 10月13日 ソユーズ8号打ち上げ 7号とのドッキング 10月14日 インテルコスモス1号打ち上げ 400 kgの人工衛星で太陽の紫外線、X線を調査 (この人工衛星の開発は東ドイツやポーランドなどと共同で行われた) |
政治・政策・経済 | 技術開発 |
---|---|
1月19日 ESAがロシア宇宙局と打上げ機の開発 利用に関する長期的な協力協定を締結 11月19日 ESAが中国と宇宙の平和利用協力に 関する政府間枠組み協定に署名 |
11月26日 フランス初の人工衛星「アステリックス」がディアマンAロケットより打ち上げ(フランス) |
|
|
9月8日 欧州宇宙運用センター(European Space Operations Centre:ESOC)を設立 |
|
|
5月16日 国際放射線調査衛星「Iris」を打ち上げ 11月30日 「ヨーロッパ1」の打ち上げ中断 |
|
7月31日 「ヨーロッパ1」の打ち上げ中断 |
政治・政策・経済 | 技術開発 |
---|---|
|
|
|
12月26日 中国初の中距離弾道ミサイル東風3号の試験に成功 |
7月14日 中国独自の有人宇宙計画を始めることを決定 |
|
1月 中国初の有人宇宙船を曙光一号と名付ける 4月1日 航天医学工程研究所が設立され宇宙飛行士選定を始める |
8月 初の衛星打ち上げロケット風暴1号の開発が始まる |
|
11月16日 風暴1号の初発射 失敗に終わる |
政治・政策・経済 | 技術開発 |
---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
8月15日 インド宇宙研究機関/Indian Space Research Organisation(ISRO)設立 |
|
政治・政策・経済 | 技術開発 |
---|---|
|
|
12月19日 月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約(宇宙条約) 採択 |
|
10月 国連、宇宙条約を発効 ヒューイッシュとバーネルによってPSR B1919+21がパルサー第一号として発見された 12月12日 「宇宙飛行士の救助ならびに宇宙飛行士の送還および宇宙物体の返還に関する協定」(宇宙救助返還協定)、国連総会において採択 |
|
ほ座パルサー(ほ座X-1)が発見された 12月3日 「宇宙飛行士の救助ならびに宇宙飛行士の送還および宇宙物体の返還に関する協定」(宇宙救助返還協定)発効 |
|
2月8日 アエンデ隕石がメキシコに落下 7月21日 NHKによるとアポロ11号の人類初の月面着陸をテレビ同時中継で見た人は68%に達する 9月27日 マーチソン隕石が落下 10月1日 宇宙開発事業団が発足 |
|
その他 | 年 |
---|---|
2月16日 第3回地球観測サミットがベルギーで開催、GEOSS10年計画を承認 12月1日 韓国において宇宙開発振興法が施行 |
1965年 |
7月5日 北朝鮮がミサイル発射実験を実施 (テポドン2を含む) |
1966年 |
|
1967年 |
|
1968年 |
2月2日 イランが初の国産衛星「Omid」を 「Safir2」ロケットで打ち上げた と発表 2月10日 米国の通信衛星「イリジウム33衛星」とロシアの衛星「コスモス2251衛星」が軌道上で衝突し、大量のデブリが発生 4月5日 北朝鮮がミサイル打ち上げ実験を実施 (銀河2号) 8月25日 韓国航空宇宙研究院(KARI)が KSLV-1ロケットを打ち上げたが、 科学技術衛星「STSAT-2」の所定の 軌道投入に失敗 |
1969年 |